terasuは議事録を作れる?商談議事録をDSRで活かす使い分けと共有の実務

terasuは議事録を作れる?商談議事録をDSRで活かす使い分けと共有の実務

著者: Terasu編集部

「terasu 議事録」で検索してこのページにたどり着いた方の多くは、Terasu(テラス)が会議の音声を文字起こしして議事録を自動で作ってくれるツールなのか、それとも別の役割を持つのかを確かめたいはずです。結論を先にお伝えします。

terasu(テラス)は、会議の文字起こしテキストから議事録ページをAIで生成でき、Zoom連携ならクラウド録画の文字起こしを案件のRoomに自動で取り込めるデジタルセールスルームです。音声を文字にする工程はZoomなどの会議ツールや議事録AIに任せ、できた議事録を顧客と共有し、読まれ方まで追えるのが特徴です。

議事録AIツールが会議を録音・文字起こしして議事録を生み出すのに対し、Terasuは文字起こしを案件の文脈で議事録にまとめ、顧客と共有し、閲覧状況を可視化し、次アクションやCRM連携でフォローまでつなげます。すでに議事録AIを使っているなら、その議事録をTerasuに置いて活かす組み合わせも自然な選択肢です。

この記事では、Terasuで議事録がどこまで作れるのかという答え、議事録AIツールとの役割の違い、両者を組み合わせた実務ワークフロー、そして料金の考え方までを順に整理します。ご自身の状況に近いところから読み進めてください。

どこから読むか

読みたいことは人によって違います。Terasuの正体を確かめたい方、議事録を作る手段を探している方、作った議事録の活かし方を知りたい方では、必要な情報が変わります。以下の表で、当てはまる状況の行から読み始めると必要な情報に早くたどり着けます。

当てはまる状況次に読むセクション・アクション
Terasuに議事録の自動作成機能があるか確かめたい「Terasuに議事録機能はあるのか」で正体を確認する
議事録そのものを作るツールを探している「議事録AIツールとTerasuの役割を比較する」と議事録AIとは?仕組み・選び方・商談での活用を読む
作った議事録を顧客と共有してフォローに使いたい「議事録AI × Terasu の実務ワークフロー」を読む
そもそも商談議事録がなぜ大事か知りたい「商談議事録がフォローと受注を左右する理由」を読む
料金やどのプランから何が使えるか知りたい「Terasuの料金とプランの考え方」で確認する

商談議事録がフォローと受注を左右する理由

商談議事録は記録ではなく、そろえて組織で運用すると受注フォローを左右する資産です。

なぜ議事録がフォローと受注を左右するのか。BtoB商談では、一度の打ち合わせで決着することはまれで、検討は数週間から数か月にわたって続きます。その間、顧客の関心や社内事情は変わり、担当者が入れ替わることもあります。前回何を話し、次に何をする約束だったのかがあいまいなままだと、フォローのたびに認識をすり合わせ直す手間が生じ、検討のスピードが落ちます。議事録が整っていれば、この文脈のロスを最小限にできます。とくに顧客側で複数の関係者が検討に関わる場合、前回の合意事項や次の宿題を全員が同じ形で確認できることが、意思決定のスピードを左右します。

この点は、営業支援を手がける才流(サイル)のメソッド記事でも整理されています。同記事では、顧客理解と商談議事録のフォーマット活用を組織に定着させる仕組みづくりや、セールスイネーブルメント設計のポイントが解説されています。紹介されているのは、前職で顧客理解と商談議事録の仕組みづくり・運用に携わり、営業組織の生産性向上に寄与した実務者の知見です。ここで重要なのは、議事録を個人のメモではなく「情報を記録する理由と活用方法」を共有した組織資産として扱う発想です。何のために記録し、その記録をどう次に使うのかがそろっていて初めて、議事録はチームの武器になります。

同記事では、フォーマットの定着や運用の仕組み化がそう簡単ではないことも示唆されています。営業担当者はそれぞれ自分なりの議事録の取り方に慣れているため、新しい形式を全員に根づかせるには、上長からのフィードバックやトップダウンでの導入といった働きかけが欠かせません。裏を返せば、議事録は放っておいて自然にそろうものではなく、「組織全体が明日から実践できる」水準まで運用を設計して初めてイネーブルメントの効果が出る、ということです。ツールを入れるだけでなく、どんな項目をそろえ、誰がいつ見るのかまで決めることが定着の分かれ目になります。

この視点は、議事録をどう扱うかを考えるうえで示唆に富みます。議事録の作成をAIで自動化しても、その先の「そろえて残し、活用する」仕組みがなければ、生産性への効果は限定的にとどまります。逆に、作成の自動化と活用の仕組みがそろえば、営業担当者は議事録づくりの手間から解放され、顧客との対話や次の提案に時間を使えます。だからこそ、議事録を「作る」だけでなく「共有し、追い、次の行動につなげる」ところまでを1つの運用として設計する発想が重要になるのです。

では、そろった形式とは具体的にどんな議事録でしょうか。決定事項・保留になった論点・顧客側の宿題・こちらの次アクション・期限、そしてその場に誰がいたのかといった項目を毎回同じ枠でそろえておくと、後から見返す人が状況を一目でつかめます。たとえば前回の商談で「価格は社内稟議次第で、判断は今月末」と決まっていたなら、月末の少し前に決裁者向けの補足資料を添えて連絡する、といった一手が議事録からそのまま導けます。項目のそろっていない自由記述のメモでは、こうした次の打ち手が担当者の記憶と勘に頼りがちになり、担当が変わった瞬間に検討の文脈が途切れて失注リスクにつながります。項目が固定されていれば、しばらく動きの止まっていた案件でも「前回どの宿題が残っていたか」をすぐに拾い直せるため、放置による自然消滅を防ぎやすくなります。同じ枠でそろえた議事録は案件をまたいで見比べやすく、どの商談でどんな論点が繰り返し出てくるのかといった傾向も見えてくるため、テンプレートや提案の型そのものを磨いていく材料にもなります。

こうして議事録の価値は「作ること」よりも「そろえて残し、次の行動と顧客への共有につなげること」に重心があります。商談後にどう追いかけるかはオンライン商談の進め方でも扱っていますが、本記事ではその「議事録をどう共有し追跡するか」の部分にTerasuがどう関わるのかを掘り下げます。

Terasuに議事録機能はあるのか

Terasuには文字起こしテキストから議事録を生成する機能と、Zoomの文字起こしを取り込む連携があります。一方で音声を文字にする処理そのものはZoomなどの会議ツールや議事録AIが担い、Terasuの主な役割は議事録を顧客と共有し、読まれ方を可視化してフォローにつなげることです。

議事録まわりで実際に使える機能は次のとおりです(Zoom連携の設定ほか、ヘルプセンターの記載にもとづきます)。

  • 議事録ページのAI生成: ページのメニューにある「AIでページを生成」で「議事録」を選び、文字起こしテキストを貼り付けると、決定事項や持ち帰り事項を整理した案件議事録のドラフトを生成できます。社内メンバーが使う機能です。
  • Zoom連携: Roomから作った会議でクラウド録画(文字起こし)を依頼すると、会議後にZoomが生成した文字起こしがRoomに自動で取り込まれ、議事録やnext actionの提案として確認できます。Zoom側でクラウド録画が使える有料プラン(Pro以上)と音声文字起こしの有効化が必要で、ローカル録画は取り込めません。
  • 情報の取り込み(Smart Intake、Business以上): 議事録AIで作った議事録やメモ、文字起こしを貼り付けてRoomに投入し、AIの検索・分析・タスク提案に使えます。

ここでいう「共有」は議事録や資料を顧客と同じ場に置くこと、「可視化」はそれがいつ・どこまで読まれたかを閲覧ログで見えるようにすること、「フォロー」は反応をふまえて次アクションをタスク化し、必要に応じてCRMと結びつけることを指します。

Terasuはデジタルセールスルーム(DSR)と呼ばれるカテゴリの製品です。全プラン共通の基盤として、資料共有(PDF・Office・動画)、閲覧ログ、メッセージ・タスク管理を備えます(詳細な閲覧分析はSolo以上)。商談で使う議事録は、この資料共有の仕組みに載せて顧客と共有し、閲覧ログでどこまで読まれたかを確認する、という形で扱うことになります。CRM連携(Salesforce・HubSpot)はBusiness以上で使えます。プロジェクトヘルスAI(5軸スコアリング)・資料インテリジェンス・ステークホルダーマップ・AIエージェント連携(MCP)はSoloとBusiness以上で利用でき、Starterには含まれません。チームでこれらを使うならBusinessが目安です。プロジェクトヘルスAIは案件の状態を複数の軸で見える化し、ステークホルダーマップは顧客側で誰が検討に関わっているかを整理する機能です。

誤解されやすいのは、Terasuが音声から文字起こしまでを単体でこなす議事録AIだと思われる点です。文字起こしの元になるのはZoomの文字起こしや議事録AIの出力なので、Zoom以外の会議ツールや対面商談が中心なら、文字起こしの手段は別に用意する必要があります。Terasuは「文字起こしを議事録にまとめ、共有・可視化・フォローにつなげる」側だと理解しておくことが、導入判断の出発点になります。

向いている人と、まだ早い人を整理します。

  • 向いている人: すでに議事録AIや手作業で商談議事録を作っており、それを顧客と共有して「読まれたか」まで追い、次アクションやフォローにつなげたい方。
  • 向いている人: 複数回・複数人で進むBtoB商談で、資料・議事録・次アクションを1つの場に集約し、検討を前に進めたい方。顧客側の複数の関係者に同じ情報を届けたいケースで効果が出ます。
  • 向いている人: 送った議事録や資料がどこまで読まれたかを把握し、反応をもとにフォローの優先順位を決めたい方。
  • まだ早い人: いまいちばん困っているのが社内会議も含めた「会議音声の文字起こしそのもの」で、顧客との共有や追跡はこれから考える段階の方。この場合はまず議事録AIツールの検討が先です。
  • まだ早い人: 商談がほぼ一度の打ち合わせで完結し、顧客と継続的に情報を共有する場面がほとんどない方。DSRの強みは複数回・複数人の検討で活きるためです。

Terasuは「多機能だから何でもできる」製品ではありません。音声認識の工程は会議ツールや議事録AIに任せ、文字起こしを議事録にまとめて売上につなげる工程で力を発揮する、という役割の線引きを理解しておくと選択を誤りません。文字起こしの手段が課題なら議事録AIへ、共有と追跡が課題ならこの先のワークフローが参考になります。

会議の録音・文字起こしは専用の議事録AIが高い水準で担っています。Terasuが力を入れているのは、その先の、議事録を顧客との検討にどう活かし、読まれ方を見てフォローにどうつなげるかという、これまで手薄になりがちだった領域です。自社にとって足りていないのが「作る力」なのか「活かす力」なのかを見極めると、必要なツールの組み合わせが見えてきます。

DSRと議事録の関係(Terasuの立ち位置)

DSRは議事録を1つのURLに集約する場で、Terasuは作られた議事録を共有・追跡する側に立ちます。そもそもDSRとは何かを押さえると、Terasuの立ち位置がはっきりします。営業支援メディアMazrica(マツリカ)の解説によれば、デジタルセールスルームとは営業と顧客が同じ情報を1つのオンライン空間(1つのURL)で共有し、検討を一緒に進めるための場です。資料・見積・議事録・次のアクションを1ページに集約し、営業も顧客も同じ画面を見ながら商談を前に進められます。

ここで注目したいのは、DSRが集約する標準的な対象のなかに「議事録」がはっきり含まれている点です。同解説によれば、DSRには提案資料や製品カタログ、見積書、議事録、次のアクション、チャットや動画メッセージ、タスクを集めます。議事録は付け足しの資料ではなく、DSRが最初から集約を想定している中核的な要素の1つなのです。

DSRのもう1つの特徴は、社内の営業管理ツールであるSFAとの違いにあります。SFAが営業側だけで案件情報を管理する内向きの仕組みであるのに対し、DSRは顧客も一緒に使う外向きの場です。営業と顧客が同じ画面を見ながら検討を進められるため、資料の送り違いや「言った・言わない」のずれが起きにくくなります。BtoBの商談は複数回・複数人で進み、顧客側でも担当者・決裁者・現場が別々に検討に加わるため、全員が同じ議事録と次アクションを参照できる共有の場が、検討の停滞や情報の分断を防ぎます。

議事録はこうした集約対象のなかでも、商談の履歴と約束事を残す役割を担います。提案資料が「これから何を売るか」を示すのに対し、議事録は「これまで何を話し、次に何をする約束だったか」を示します。この記録が資料・見積・次のアクションと同じ場所に並ぶことで、顧客は自分たちの検討がどこまで進んだかを一目で追え、営業側も次の一手を組み立てやすくなります。議事録単体をメールでやり取りするのと、検討の文脈ごと1つの場に集約するのとでは、フォローのしやすさが大きく変わります。

議事録AIツールが会議を録音・文字起こし・要約して議事録を作り、Terasuが文字起こしからの議事録生成に加えて顧客との共有・可視化・タスク・CRM連携でフォローを担う役割分担の図

つまりTerasuは、議事録という成果物を受け取って顧客と共有し、読まれ方を追い、次のアクションに結びつける「共有・可視化・フォロー側」に立つDSRです。文字起こしを議事録にまとめる機能もありますが、軸足は議事録を営業成果につなぐ側にあると整理できます。図の左側にある議事録AIツールが議事録を作り、右側のTerasuがその議事録を顧客と共有して閲覧状況を可視化し、タスクやCRM連携でフォローする、という分担です。

この分担が効くのは、先ほど触れた「議事録の価値は共有と次アクションにある」という前提と重なるからです。会議のたびに議事録を作っても、それが顧客の手元で埋もれてしまえば検討は進みません。DSRという共有の場に議事録を置き、読まれ方まで見えるようにすることで、作った議事録がようやく商談を前に進める力を持ちます。DSRそのものの全体像や他の活用法をもっと知りたい場合はデジタルセールスルーム完全ガイドを参照してください。本記事では議事録との関係に絞って話を進めます。

議事録AIツールとTerasuの役割を比較する

議事録AIツールとTerasuは、競合というより補完関係にあります。前者は会議を録音・文字起こしして議事録を「作る側」、Terasuは文字起こしからの議事録生成も備えつつ、議事録を「共有・可視化・フォローする側」に重心があります。この2つは商談議事録のライフサイクルのなかで担当する区間が違うため、片方があればもう片方が不要になるという関係ではありません。代表的な議事録AIツールとTerasuの役割を並べると、その違いが明確になります。

ツール/サービス役割強み適した使い方根拠・出典
Notta議事録を作る(録音→自動文字起こし→議事録作成)会議の内容を記録し自動で文字起こしして議事録作成の手間と時間を削減まず議事録作成そのものを自動化したいNotta 議事録作成ページ
スマート書記(現Otolio)議事録を作る+会議前後の自動化議事録の自動作成に加え会議前の準備から会議後のフォローまで自動実行。累計利用社数8,000社以上、14日間無料トライアルあり社内会議を含む会議業務全体を自動化したいOtolio(旧スマート書記)公式
Rimo Voice議事録を作る(高精度文字起こし・要約・論点抽出)高精度AI文字起こし、リアルタイム議事録作成、要約・論点抽出、共同編集高精度な文字起こしと要約が欲しいRimo Voice 機能一覧
Terasu議事録を共有・可視化・フォローする(DSR)+文字起こしから議事録を生成文字起こしから議事録ページをAI生成、Zoom連携で文字起こしを自動取り込み、顧客と1つのURLで共有、閲覧ログで読まれ方を把握、タスク・CRM連携でフォロー商談議事録を顧客と共有し閲覧・フォローまで追いたいZoom連携の設定

Notta、スマート書記、Rimo Voiceはいずれも会議の音声を文字起こしして議事録という成果物を生み出すことを主眼にしています。それぞれ得意分野に違いがあります。Nottaは会議の内容を記録して自動で文字起こしし、議事録作成の手間と時間を減らすことに重心があります。スマート書記は議事録の自動作成にとどまらず、会議前の準備から会議後のフォローまでを自動実行する方向を掲げ、商談・社内定例・1on1・採用面接などさまざまな会議に対応します。Rimo Voiceは高精度な文字起こしに加え、リアルタイムでの議事録作成、要約・論点抽出、共同編集を備えます。どれを選ぶかは、社内会議中心か商談中心か、精度重視か自動化範囲重視かといった自社の事情で変わります。

名称について補足すると、かつて「スマート書記」として知られたサービスは現在「Otolio(オトリオ)」に改称されており、公式サイトでもOtolio表記になっています。検索時に旧名と新名が混在して混乱しやすいので、同じサービスだと覚えておくとよいでしょう。

一方でTerasuは、これらのツールが作った議事録を顧客と共有し、いつ・どこまで読まれたかを閲覧ログで把握し、次のアクションやCRMにつなげる役割です。ここが作る側のツールにはない領域です。文字起こしの精度をいくら高めても、その議事録が顧客に届き、読まれ、次の商談につながるかどうかは別の工程で決まります。作る側の各ツールを網羅的に比較したい場合は議事録AIとは?仕組み・選び方・商談での活用にまとめています。ここで押さえておきたいのは、「どちらか一方を選ぶ」のではなく、作る側と活かす側を組み合わせると商談議事録が売上につながりやすくなるという発想です。

たとえば、社内会議の効率化がおもな目的なら、議事録AIツール単体で十分に価値が出ます。しかし、商談で作った議事録を顧客に共有し、検討を前に進めたい営業の場面では、作った議事録がその後どう扱われるかが成果を左右します。ここでTerasuのような共有・追跡の場が加わると、議事録が社内の記録で終わらず、顧客との検討を動かす資産になります。自社の議事録が主に社内向けなのか、顧客との商談を進めるためのものなのかを整理すると、作る側だけで足りるのか、活かす側まで必要なのかが見えてきます。

議事録AI × Terasu の実務ワークフロー

議事録AIで作った議事録をTerasuで共有・追跡する運用は、商談から受注フォローまで5つのステップで回せます。ここまでで、議事録を作る側と活かす側の役割の違いが見えてきました。次に、実際にどう組み合わせて運用するのかを、商談から受注に向けたフォローまでの流れとして5つのステップで示します。ここでは議事録AIで作成する場合を例にしますが、Zoom連携で文字起こしを取り込み、Terasu上で議事録を生成する進め方もできます。工程の前半で議事録という成果物を用意し、後半でそれを顧客に届けて反応を追い、次の行動につなげる、という流れをイメージしてください。

商談→議事録AIで議事録化→Terasuで共有→閲覧ログで確認状況把握→次アクションでフォロー、という5工程の流れ図

ステップ1 商談を実施し会議音声を記録する

オンライン・対面いずれの商談でも、まず会議の内容を記録します。ここは録音・記録の工程で、後段の議事録化の元データになります。オンライン会議であれば録音機能を、対面であればマイクを用意しておくと、聞き逃しや記憶頼みの議事録を防げます。

ステップ2 議事録AIで商談議事録を作成する

Notta、スマート書記、Rimo Voiceなどの議事録AIツールで、録音した音声を文字起こしし、要約や論点を整理した商談議事録に仕上げます。ここで大切なのは、議事録のフォーマットをそろえておくことです。決定事項・宿題・次アクション・期限といった項目をあらかじめ決めておくと、後で共有したときに顧客も読みやすく、社内でも案件ごとの比較がしやすくなります。フォーマットの定着は前述のとおり運用設計が要る部分なので、テンプレートを1つ用意して全員が同じ形で作れるようにしておくと効果的です。商談がZoomなら、Zoom連携で取り込んだ文字起こしからTerasuの「AIでページを生成」で議事録を作る方法もあります。

ステップ3 Terasuのルームで議事録と資料を顧客に共有する

作った議事録を、提案資料や見積とあわせてTerasuのルームに置き、1つのURLで顧客と共有します。顧客側の担当者・決裁者・現場が同じ場で最新の議事録を確認できるため、認識のずれが起きにくくなります。メールに議事録を添付して個別に送る方法だと、最新版がどれか分からなくなったり、決裁者まで届かなかったりしがちですが、ルームに集約すれば常に最新の内容を全員が同じ場所で見られます。疑問点があればルーム内のメッセージでそのまま質問でき、やり取りが議事録や資料と切り離されずに残るため、後から経緯を追うのも容易です。資料をどう見せるかの実務は営業資料共有をDSRで改善する方法も参考になります。

ステップ4 閲覧ログで読まれ方を確認する

Terasuの閲覧ログと詳細な閲覧分析を使うと、共有した議事録や資料が「いつ・誰に・どこまで」読まれたかを把握できます。たとえば、送った議事録が決裁者にまで開かれているのか、それとも窓口の担当者で止まっているのかが見えると、次の連絡の中身や相手が変わります。議事録を送って終わりにせず、反応の有無から次の一手を組み立てられるのが、作る側のツール単体では得られない外向きの価値です。反応がない相手には別のアプローチを、熱心に読んでいる相手には具体的な次のステップを、というように優先順位をつけられます。多くの案件を並行して抱えていると、どこに手をかけるべきか判断が難しくなりますが、閲覧の動きが見えれば、検討が動いている案件と止まっている案件を切り分けてフォローの力の入れどころを整理しやすくなります。

ステップ5 次アクションをタスク化しフォローする

閲覧状況をふまえて、次のアクションをタスクとして管理し、フォローにつなげます。誰がいつまでに何をするのかをルーム内で明確にしておくと、社内でも顧客との間でも約束が流れません。CRM連携(Salesforce・HubSpot)を使えば、商談で交わした議事録や次アクションを営業管理の情報と結びつけられます(CRM連携はBusiness以上のプランで利用できます)。案件の状態をチームで俯瞰しながら、抜けているフォローを早い段階で拾えます。商談後のフォロー設計はオンライン商談の進め方もあわせてご覧ください。

この5つのステップを通すと、議事録が「記録」で止まらず「共有され、読まれ、次の行動につながる資産」になります。作る側の議事録AIと、活かす側のTerasuを役割分担で組み合わせることで、それぞれの得意領域を活かした運用が実現します。

はじめから5つのステップすべてを完璧に回す必要はありません。まずはステップ2までの議事録作成の自動化を整え、次にステップ3の顧客共有を試し、慣れてきたら閲覧ログの活用やCRM連携によるフォローへと段階的に広げていく進め方が現実的です。前述のとおり、フォーマットや運用の定着には時間がかかるため、小さく始めて少しずつ範囲を広げるほうが、チームに無理なく根づきます。まずは1つの案件で試し、手応えを確かめてから横展開するとよいでしょう。

Terasuの料金とプランの考え方

Terasuの料金は用途と人数で選べる体系です。2026年9月時点の主なプランは、Free(¥0・2名まで)、Solo(¥4,980・1名)、Starter(¥9,800・3名込み、追加¥2,480/ユーザー)、Business(¥29,800・10名込み、追加¥2,980/ユーザー・おすすめ)です。より大規模な利用にはEnterpriseプランがあり、必要な席数や要件に応じて料金を個別にご案内します。加えて、新規登録から14日間はBusinessプランの全機能を無料で試せます。人数と必要な機能の両方でプランが分かれているため、まずは自社のチーム規模と、議事録の共有だけで足りるのか高度なフォロー機能まで要るのかを軸に考えると選びやすくなります。

プラン月額込み人数要点
Free¥02名まで資料共有と基本的な閲覧ログで小規模に試す
Solo¥4,9801名個人で案件を回す。詳細な閲覧分析あり
Starter¥9,8003名込み小規模チーム。詳細分析・タスク管理
Business¥29,80010名込み複数案件を並行。CRM連携・AI分析が使える

議事録の共有という観点で考えると、「顧客と議事録・資料を共有し、閲覧状況を見る」という中心的な使い方は、資料共有と閲覧ログを備えた下位プランから始められます。まず小さく試すならFreeで資料共有と基本的な閲覧ログを触り、個人やごく小さなチームで本格的に運用するならSoloやStarterで詳細な閲覧分析まで使う、という段階的な選び方ができます。

一方、CRM連携(Salesforce・HubSpot)はBusiness以上で使えます。プロジェクトヘルスAIや資料インテリジェンス、ステークホルダーマップといったAI分析機能も含め、チームで高度なフォロー機能まで使うならBusinessが目安になります。複数の案件を並行して回し、営業管理と議事録・商談情報を結びつけたいチームは、はじめからBusinessを想定して検討するのが現実的です。たとえば、まずFreeやStarterで議事録の共有と閲覧確認の運用に慣れ、扱う案件が増えてCRMとの連携やAIによる案件状況の把握まで必要になった段階でBusinessへ移る、という育て方もできます。判断に迷う場合は、まず14日間の無料トライアルでBusinessの全機能を実際の商談に近い形で試し、下位プランで足りるのか、Businessの機能まで必要なのかを見極めるとよいでしょう。トライアル期間中はクレジットカードの登録も不要です。最新の詳細は料金プランを見るで確認できます。

チェックリスト

議事録AIとTerasuの組み合わせ運用を始める前に、以下を確認しておくと導入がスムーズです。作る側と活かす側の両方を無理なく回すために、道具の選定・議事録の形式・共有ルール・フォローの仕組みを一通り押さえておきましょう。

  • 会議の文字起こし・議事録作成に使う議事録AIツールを1つ選ぶ
  • 商談ごとに使う議事録テンプレート(項目・次アクション欄)を決めておく
  • Terasuのルームに議事録・提案資料・見積をまとめて1つのURLで共有する
  • 議事録を顧客のどの範囲まで共有してよいか、社内で共有ルールをそろえる
  • 閲覧ログで未読・既読を確認し、反応をもとに次の連絡を組み立てる
  • 次アクションをタスク化し、担当と期限を決めてフォローする
  • CRM連携が必要かを見極め、必要ならBusiness以上のプランを検討する
  • 14日間の無料トライアルで、実際の商談に近い形で運用手順を試す

よくある質問

terasuで議事録は作れますか?

文字起こしテキストがあれば作れます。ページのメニューの「AIでページを生成」で「議事録」を選び、文字起こしを貼り付けると案件議事録のドラフトを生成できます。Zoom連携を使えば、クラウド録画の文字起こしがRoomに自動で取り込まれます。ただし音声を文字にする処理はZoomなどの会議ツールや議事録AIが担うため、Zoom以外の会議や対面商談では文字起こしの手段を別に用意してください。

議事録AIツールとTerasuはどちらを導入すべきですか?

両者は補完関係なので、役割で使い分けます。社内会議も含めて会議音声の文字起こしを自動化したいなら、Notta・スマート書記・Rimo Voiceなどの議事録AIツールが担当です。作った議事録を顧客と共有し、読まれ方を追ってフォローや受注につなげたいならTerasuが担当します。商談がZoom中心なら、Zoom連携の文字起こし取り込みとTerasuの議事録生成だけで足りる場合もあります。

Terasuの料金は?無料で試せますか?

プランはFreeが月額0円(2名まで)、Soloが4,980円(1名)、Starterが9,800円(3名込み)、Businessが29,800円(10名込み)です。大規模組織向けのEnterpriseは要件に応じた個別提供です。新規登録すると14日間はBusinessの全機能を無料で使え、この期間はクレジットカードの登録も不要です。議事録の共有と閲覧確認は下位プランから始められ、CRM連携まで使うならBusiness以上を選びます。

スマート書記とOtolioは別のサービスですか?

同じサービスです。かつて「スマート書記」として提供されていた議事録自動作成サービスは、現在「Otolio(オトリオ)」に名称が変更されており、公式サイトの表記もOtolioになっています。議事録の自動作成に加え、会議前の準備から会議後のフォローまでを自動化する方向性を掲げています。検索時に旧名と新名が混在しやすいので、同一サービスと覚えておくと迷いません。

商談議事録を顧客と共有しても問題ありませんか?

デジタルセールスルームでは、資料や見積とともに議事録を顧客と共有することが標準的な使い方です。営業と顧客が同じ画面で最新の議事録を見ながら検討を進められるため、認識のずれや連絡漏れを防げます。共有前に、社外に出してよい記載範囲を社内でそろえ、Terasuのルーム単位で共有先を管理すると安心して運用できます。

Salesforce や HubSpot と連携できますか?

はい、TerasuはSalesforce・HubSpotとのCRM連携に対応しています。ただしこの連携はBusiness以上のプランで利用できる機能です。閲覧ログや資料共有といった基盤機能は下位プランから使えるため、まず議事録の共有と閲覧確認から始め、営業管理と結びつけたい段階でBusinessへの移行を検討するとよいでしょう。

まとめ

「terasu 議事録」で調べてきた方への答えは明確です。Terasuは文字起こしから議事録ページを生成でき、Zoom連携なら文字起こしの取り込みまで自動化できます。ただし音声認識は会議ツールや議事録AIに任せる設計で、強みは商談議事録を顧客と共有し、読まれ方を追ってフォロー・受注につなげるところにあります。Zoom以外の会議が多いなら、Notta・スマート書記・Rimo Voiceなどで議事録を作り、Terasuのルームで共有・可視化・フォローする組み合わせが実務解です。

議事録は作って終わりにせず、顧客に届き、読まれ、次の行動につながって初めて商談を前に進めます。フォーマットをそろえて組織で運用し、共有と追跡の工程まで設計することが、議事録をフォロー資産に変える近道です。文字起こしは会議ツールや議事録AIに任せ、その先の議事録化・共有・可視化・フォローをTerasuで受け止める、という役割分担で運用を組み立ててみてください。

すでに議事録を作る手段があり、共有と追跡でフォローを強くしたい方は、14日間の無料トライアルで実際の商談に近い形をすぐ試すのが近道です。トライアルではBusinessの全機能を使えるため、閲覧ログやCRM連携まで含めて自社の運用に合うかを確かめられます。一方、まず自社の商談フローに合うかをすり合わせてから決めたい方は、導入相談はこちらから相談してください。会議の文字起こし自体がまだ整っていない方は、先に議事録AIツールの選定から始めるのが順序です。作る手段が整ってからTerasuを組み合わせるほうが、共有・追跡の価値を実感しやすくなります。

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Businessプランの全機能を14日間無料でお試しいただけます。商談議事録の共有と閲覧追跡を実際の案件で確かめられます。

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