2段階認証とIPアクセス制限
個人の2段階認証は「個人設定」の「セキュリティ」で管理します。ワークスペース全体のルールは、ワークスペース設定の「セキュリティ」で確認します。
| 設定 | 操作できる人 |
|---|---|
| 認証アプリ・自分の復旧コード | 本人 |
| ワークスペースの方針・登録状況・セキュリティ履歴の閲覧 | OWNER・ADMIN |
| MFA必須・許可IPの変更 | OWNERのみ |
認証アプリを登録する
- 個人設定の「セキュリティ」を開き、「2段階認証を設定」を押す
- 認証アプリで画面のQRコードを読み取る。同じスマートフォンで操作する場合やQRコードを使えない場合は、セットアップキーを認証アプリへ手動入力する
- アプリに表示される6桁の認証コードを入力して「確認する」を押す
- 表示された復旧コードをコピー、または「テキストで保存」で安全な場所に保管する
- 「復旧コードを保存しました」にチェックし、「登録を完了する」を押す
- 画面の案内に沿ってもう一度ログインし、認証アプリのコードで確認する
すでに登録済みの場合は「認証アプリを変更」から変更します。変更前に再ログインや現在の認証コードによる本人確認を求められることがあります。
QRコード・セットアップキー・認証コード・復旧コードは、ほかの人やAIチャットへ送らないでください。登録や変更は、本人がログインした画面で行います。
ログイン時の確認と復旧コード
ログイン後に確認画面が出たら、認証アプリの6桁コードを入力します。アプリを使えない場合は「復旧コードを使う」に切り替え、未使用の復旧コードを1つ入力します。各コードは1回だけ使えます。
復旧コードは表示されたときに保存してください。個人のセキュリティ画面では残りの個数を確認できますが、保存済みコードをもう一度表示する操作はありません。コピーできない場合はコードを選択して保存するか、テキスト保存を使います。
認証アプリとすべての復旧コードを両方失った場合、この機能ではアクセスを復旧できません。復旧コードは認証アプリとは別の安全な場所に保管してください。
復旧コードを再発行する
個人のセキュリティ画面で「復旧コードを再発行」を選び、確認して再発行します。古い復旧コードはすべて無効になり、すべての端末で再ログインが必要になります。新しいコードを保存してから「復旧コードを保存しました」にチェックし、再ログインしてください。
2段階認証を解除する
「2段階認証を解除」から確認して解除すると、再ログインが必要になります。所属するワークスペースで2段階認証が必須の場合は解除できません。
ワークスペースのMFA必須設定
OWNER・ADMINは、ワークスペース設定の「セキュリティ」で登録済み・未設定の人数を確認できます。OWNERは「メンバーに2段階認証を必須にする」を変更できます。必須にすると、未設定のメンバーは認証アプリの登録が必要になります。
この方針はワークスペースのメンバー向けです。ワークスペースに所属していない外部の共有先へ、同じ設定を適用するものではありません。
IPアクセス制限
「許可したIPからのみアクセスを許可する」を有効にすると、ワークスペースのメンバーは許可した会社ネットワークやVPNからアクセスします。
- ワークスペース設定の「セキュリティ」で、現在のIPと許可リストへの包含状態を確認する
- 会社で案内されている公開IPアドレスまたはCIDRを入力し、必要なら名称を付けて「許可IPを追加」を押す
- IP制限を有効にする場合は、現在のIPが許可リストに含まれていることを確認する
- MFA・IP制限の変更内容とメンバーへの影響を確認し、確認欄にチェックして「変更を保存」を押す
公開IPv4・IPv6とCIDRに対応し、最大50件です。プライベートIPや全許可の/0は指定できません。広いネットワークの警告が出たら、会社が管理する範囲か確認してください。不要な項目は対象の「削除」で外し、変更を保存します。
変更には、直近5分以内のログインと認証コードによる本人確認が必要です。ADMINは閲覧のみで、保存できません。IP制限の保存時に現在のIPが許可されない場合、設定は保存されません。
セキュリティ履歴
同じワークスペースのセキュリティ画面に、方針変更やアクセス拒否などの履歴が表示されます。一般の操作履歴については監査ログを参照してください。
困ったとき
| 表示・状態 | 対処 |
|---|---|
| コードが正しくない | 認証アプリの現在のコード、または未使用の復旧コードを確認して入力する |
| 試行回数の上限 | 表示された再開可能時刻まで待ってから再試行する |
| 本人確認の期限切れ・別のブラウザで開始された | もう一度ログインし、同じブラウザでやり直す |
| 設定変更前の本人確認が必要 | 再ログインや認証コード確認を済ませてから操作する |
| このネットワークからアクセスできない | 会社の許可されたネットワークやVPNに接続する。接続できなければOWNERに確認する |
| ほかの管理者が更新した | ページを再読み込みし、最新の設定で変更内容を確認し直す |
| 保存済みだが最新状態を取得できない | 設定を再取得して結果を確認する |
| セキュリティ設定を準備中 | しばらくしてから再表示する。変更が保存されたとは判断しない |
MCPトークンは、これらの本人確認操作の代わりにはなりません。認証アプリの登録・コード入力・復旧コードの保存・解除・ワークスペース方針の変更は本人画面で行ってください。接続方法はMCP接続、設定全体はワークスペース設定を参照してください。
MCPでセキュリティの状態を確認する
全Room対象でworkspace:readを持つトークンでは、get_my_profileに{"input":{"view":"security"}}を渡すと、本人の2段階認証の登録有無・参加Workspaceでの必須設定有無・復旧コードの残数を確認できます。必須設定はトークンのWorkspaceだけでなく、本人が参加する全Workspaceの方針を反映します。
対象Workspaceの現在のOWNER・ADMINは、get_workspace_settingsへ{"view":"security"}を渡すと、MFA・許可IPの方針、登録済み・未設定の人数、直近50件までのセキュリティ履歴の概要を取得できます。履歴の詳細データや認証情報は返しません。canConfigureInAppは環境の設定準備状況であり、本人確認済みや現在のIPで利用可能という意味ではありません。canEditInAppはOWNER権限の表示です。実際の変更には本人画面での確認が必要です。
viewを省略すると従来のプロフィール・Workspace基本設定を取得します。基本設定の参照に必要な既存の権限は変わりません。認証アプリの秘密鍵、認証コード、復旧コードそのもの、現在のブラウザIPや本人確認状態はMCPで受け取りません。